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2008年1月 6日 (日)

強制給餌。

今日は、猫の強制給餌について。

サヴィの保護主さんが、怪我した高齢猫さんを新たに保護し、介護中とのことなので、我家の腎不全猫の介護経験を元に試したあの手、この手を書いてみよう。
強制給餌が必要な猫さんに、少しでも楽に給餌できるヒントになれば幸いである。

2010年7月から闘病している猫の強制経験から、青字で追記しています。ムース状~パテ状の固さのゴハンで上手くいっている方法は、こちらの記事が参考になればと思います。

(不器用な私は、病院のシリンジによる給餌が下手。腎不全の猫さんの介護をする人達の情報から、シリンジに代わるものをホームセンターで探した。)

Feed
(1)油差し(液体の場合)

ホームセンターで50円くらいで売っている全長10cmくらいのもの。容器が柔らかく、小さいので、シリンジよりも片手での扱いが楽。「油注し」なので、油くらいの粘度までは大丈夫か?
蓋が取れて液体が入れやすいのもGood。
猫さんの飲み込むスピードに合わせて、「ポトポト」垂らしても良し、少しだけ口先を切って径を大きくし、ゆっくり押し出しても良し。



(2)ビニール製スポイド

Feed1

これもホームセンターで、100円以下で入手可能。
お習字の道具セットによく入っているような物の、もっと大きく太いもので、全長12、3cmくらいのピペットみたいなもの。

液体から固体へ、でも缶詰の固さでは喉に通りにくい、そんな場合に。
(ミキサーだと洗うのが面倒だったので)小さいすり鉢を購入し、食べさせたい缶詰をお湯で伸ばしながら、ポタージュよりチョイ固めくらいにし、吸引して与える。
吸い込み過ぎると面倒なので、スポイドの5割程度まで入れる。
スポイドの口径が小さい場合、少し切って大きくし、シリコンチューブ(ホームセンターで量り売りしているようなもの)を先っぽに抜けないよう被せると、猫さんが痛がらない。(ただし、歯を食いしばる場合、取れることもあるので、要注意です!)
慣れてくると、ゴハンの固さ、口の中への出し具合のコツがつかめる。

ゴハンを猫さんの口内に入れる際、右か左の口角の、歯と歯の隙間にスポイドの口を差し込みむ。
もう片方の手で、反対側の頬を固定。
そして、口内上側(下イラストの部分)に塗るようにすると、吐き出す確率が下がります。(ちょっと猫さんを上向きにしてやると楽。)
何事も慣れです。躊躇せずにやる方が上手くいく(?)。

猫さんが、ゴハンを出しそうになったら、かるく口を閉じさせ、喉をさすってやる(決して無理にやってはだめ)。

Feed2



(3)指、、、。
ムース状~やわらかいパテ状を人差し指に乗せて舐めさせる。
でも、「絶対、食べませんから」という猫さんには完全無視される。
鼻の下などにチョンと塗って舐めてくれればラッキーだが、それも無理なら、やはり口内上側に塗る。
しかし、口内に塗るには口を開けさせないと難しい。頑なに口を閉ざしてしまうので、歯と歯の隙間からねじ込むが、首をブンブン振って抵抗する。
中途半端に舌にのっけても、上手く口の外へ押し出すか、ヨダレで溶かして出してしまう。

大人しく口を開けてくれればオススメするが、そうでないと、猫もアゴに力を入れて抵抗するので、そのうち、アゴの関節がおかしくなってしまうかも、、、。

試したことはないが、(2)のスポイドが上手く行くなら、(3)の固さだと、ケーキのクリームの絞り袋と小さいサイズの口金で、口角から上側へ絞り出すってのはどうだろう、、、。

実際に、このクリーム絞り袋(口金不要)をヒントに、”袋からの絞り出し方式”が私には一番やり易い。こちらの記事で詳細を書いています。

(4)強制を嫌がらず、自分からナメはじめたらラッキー。
亡き老猫は、一度、あの世へ渡りかけ、生き返った。2日間、何も食べなかったが、「最後かもしれないから、好きなゴハンの匂いだけでも」と、モンプチを小皿に少量乗せて鼻元へ持っていく。
そしたら、すんごい勢いで舐め始めました、、、!あんなに強制給餌では抵抗していたのに!

処方食はもちろん大事ですが、食い気を誘うなら、好きなテイストのものもアリかな、、と思った。
食べ始めたら、「くれくれ!」という状態になるので、処方食を少しづつ混ぜて慣れさせることも。

強制給餌は字のごとく、「強制」。もちろん、咽たり、吐き戻しする場合は、中止することは必要だが、給餌する方は、躊躇せずにやる覚悟も必要となる。自分も辛いが猫さんはもっと辛い。
しかし、ダラダラやると、猫さんのストレスも大きくなる。

今となっては、亡き老猫であるが、強制給餌から自力で皿から食べることができるようになり、少量ながらも逝ってしまう2日前まで自力で食べていた。

短時間で回数を多く、規定量を目指す!これが私の取った方法だった。
規定量が食べられなくても、目標を設定し、それに達しなくても、少しでも口にしてくれれば、「ゼロではない!」と希望を持とう!
それでも食べてくれない、、そんなこともある。猫さんの意志かもしれない。

楽しく、リズムをつけることを心掛けてみると良い。(私は、何故か、「こ・だ・ま・き・よ・し(ブチュー)、ハイ、お見事!」とワケのわからないリズムで老猫に給餌していた、、。)

猫さんに声をかけ、食べる事ができたら喉や頭をやさしくサスってあげてください!


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