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2008年12月20日 (土)

キャビネットの中のクリスマス(2)

私が初めて訪れた外国は、ベルリンの壁が崩壊する前の旧東ドイツ。
たまたま習っていたヴァイオリンで、小~高校生を構成メンバーのメインとするストリング・オーケストラの一員としてベルリン音楽祭に招待されたのだ。

2週間というスケジュールで、旧東ドイツの各地を演奏訪問させて頂いたのだが、初めての国、日本とは違う文化・政治状況下による人々の暮らしを知り、自分の価値観が大きく変わったことを覚えている。

演奏のない日は各地の観光もさせていただき、けむり出し人形やくるみ割り人形はその時に初めて出合ったのだ。
ただ、自分では買うことができず、その後、何年も経ってから手にすることとなる。

Kurumiwari左は、ドイツへ出張をするという方にお願いして買ってきていただいたもの。オーソドックスな兵隊さん。右は、軽井沢の「エルツおもちゃ博物館」で見つけたもので、ともに口のところでくるみを割るようになっている。鑑賞用で実際にくるみは割れないが・・・。

(ちなみに、日本のお隣りの大国で作られたクルミ割り人形をにぃさんからクリスマスプレゼントにもらったことがある。が、、、顔の部分は製造時に絵の具を塗るための鉛筆の下書きが残っており、2,3ヶ月もすると、片手が取れて落ちた・・・。)

これらの人形とともに思い出すのは、ドイツのクリスマス菓子、シュトーレンだ。
私の姉も一緒に東ドイツへ行ったのだが、それ以前から現地の女性と姉は文通をしており、クリスマスの1ヶ月前になると、その女性が家族で作る大きなシュトーレンが贈られてきていた。

見たこともない無骨な感じのパン。
「これ、1ヶ月も持つの?これ白カビじゃない?(いえ、粉砂糖です)・・・大丈夫?」など、ドキドキしながら頂いたシュトーレンの美味しかったこと!

東西統一が間近に迫っていたとはいえ、東ドイツに暮らす人々が国外へ出ることは難しい時代。姉と私がその地へ演奏旅行に行き、彼女に会うことが出来たのは、まったく偶然の、感謝すべき出来事だったと思う。

Woodenangelもう1つ、ガラリと印象の違うオブジェ。
ギュンター・ライヒェル工房の天使のシリーズは目にする機会も多いと思う。
これは、「希望がいっぱい」というタイトルがついており、一緒に仕事をする方からプレゼント頂いたものだが、か、かわいい!
天使だとかメルヘンチックなキャラクターはゴマンとあるが、この天使は、存在感からして天使らしく、見ると心が柔らかくなってくる。

もちろんエルツにはこの他にも工房がたくさんあり、作家さんがたくさんいる。
できることなら訪れて、ゆっくりと、1つ1つ工房を見て回りたい。

旅行中の猫達の世話はにぃさんに任せて・・・。

エルツおもちゃ博物館:軽井沢にあり、ザイフェン(チェコとの国境に近いエルツ山地にある)おもちゃ博物館(Erzgebirgisches Spielzeugmuseum Seiffen)と姉妹提携している。

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