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2011年3月10日 (木)

アラベスクとはほど遠い”猫”

職場で機会があって「アラビア書道」を「体験」させていただいた。
アラビア語は入門テキストの数ページでドロップ・アウトした私だが、「アラビック・カリグラフィー」という響きに誘われ、芸術を楽しむことにしたのだ。

日本の書道と違って、筆圧や線の微妙なかすれ具合で美しさを表現するのではなく、西洋のカリグラフィーに近く、竹の先端を斜めに切ったペンと、墨汁を使って、表面がツルっとした紙に書く。

ひゃぁ~、見慣れない、書き慣れないアラビア語。文字がどこで繋がって、切れてるかもわからない。お手本を見ながら、絵を模写しているようだ。

好きな言葉があれば・・・と先生がおっしゃるので、「猫ってどう書くんですか?」と、猫馬鹿は聞くわけで。
ついでに、ワビ・サヴィも教えてもらって練習する。しかし文字を知らないだけに、形が良いのか悪いのかさえもわからない。

Acalligraphy

(アラビア語は右から左へ読む。左上は 猫 というアラビア語のナスヒー書体(右)とディーワニー書体(左))
(中央は、ワビ と サビ というナスヒー書体。下はそのディーワニー書体のお手本。)
(右は、私の書 ”ワビ と サビ あなたの上に平和がありますように”と書いたつもり。)

ああ、アラビア語が分かる人、アラビア書道を極めておられる方が見たら、嘆き悲しむか、腹を抱えて笑うであろう・・・願わくは、許されたい。

先生に、アラビア書道の資料などを見せていただいたが、これは大変な芸術である。アラビア書道で動物、鳥、フルーツ、舟・・・・をデザインしている。モスクなどの幾何学模様(アラベスク様式)をご覧になった方も多いと思うが、あの無限に続く幾何学模様の一部を取り出し作品にしたようなイメージだ。

ああ・・・願わくは猫という文字で猫をデザインしてみたいが、どう見てもアラベスクからは遠い、ミミズ文字。
アラビア書道は「クルアーン(コーラン)を正しく読み、美しく書く」という事が原点にある。ムスリムではない人間が、その、崇高な芸術にまで高められたアラビア書道を、「チョチョッとやってみる」というのは失礼かもしれない。しかし、芸術から入ることで、文字、言葉、文化など新しい興味がわくものであろう。

残念ながら、本当に体験で終わってしまったが、機会があれば、極めてみたい芸術の世界の一つである。

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