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2011年12月 3日 (土)

ソウショク系に癒されて(4) 旅を終え。

高野山宿坊体験の最終レポ。

宿坊では、自分の部屋で好きな時間に「写経」ができる。夜、風呂に入って身を清めてから、コタツに入り、ゆっくり般若心経に向き合うと思っていた。
部屋は壁で仕切られた個室だったが、壁が薄いのであろう、隣室の客人(外国の方)の弾丸トークが聞こえてくる。それでも、よっぽどお疲れだったのか、彼らは21時頃には眠りについた気配であった。

しかし高野山の静寂な夜の空気に、隣室の西洋人のイビキは、実によく響く。 
Oh my God!щ(゚Д゚щ)

Koyashakyo

一文字書くたびに、グォーーと合いの手が入る。音を遮断するため、書いた文字を音読しようと試みるも、般若心経をまるで唱えられない私には、ひたすら続く漢字の音読みが辛くなる。読むのをあきらめ書くことに専念するが、自分で字を書くことと、下書きされた他者の字をなぞることは、別次元のような感覚で、漢字が正しく書けているのか自信がなくなる。こうして人生初の写経は1時間半もかけ、ボロボロに終わった。

Koyaokunoin1翌朝、寺に写経を納め、水鉢に氷の張る奥の院弘法大師御廟を再訪。今回の旅行日は、特に意識したわけではないが、20数年前に他界した母の命日でもあった。御廟では、宗旨宗派を問わず故人の燈明供養も受け付けているので、素直に母の供養を願ってきた。長年、命日を過ぎてから思い出し、線香の1本もろくに供えない不出来な娘が、急にこんな事をしたので、母はきっと、「あなたらしくない!」と、居心地の悪さを感じているかもしれないな。

こうして日常から離れて過ごした1泊2日の高野山で、自分自身、とても清清しい気持ちになれた。無宗教の私であるが、見聞きした仏教の教えは心に優しく残り、隅々と清潔にされた環境の中、上膳据膳で過ごさせてくださった、宿坊の”僧職”系の皆様、”草食”系の料理に、心身とも癒されたことは言うまでもない。

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