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2011年3月6日 - 2011年3月12日

2011年3月10日 (木)

アラベスクとはほど遠い”猫”

職場で機会があって「アラビア書道」を「体験」させていただいた。
アラビア語は入門テキストの数ページでドロップ・アウトした私だが、「アラビック・カリグラフィー」という響きに誘われ、芸術を楽しむことにしたのだ。

日本の書道と違って、筆圧や線の微妙なかすれ具合で美しさを表現するのではなく、西洋のカリグラフィーに近く、竹の先端を斜めに切ったペンと、墨汁を使って、表面がツルっとした紙に書く。

ひゃぁ~、見慣れない、書き慣れないアラビア語。文字がどこで繋がって、切れてるかもわからない。お手本を見ながら、絵を模写しているようだ。

好きな言葉があれば・・・と先生がおっしゃるので、「猫ってどう書くんですか?」と、猫馬鹿は聞くわけで。
ついでに、ワビ・サヴィも教えてもらって練習する。しかし文字を知らないだけに、形が良いのか悪いのかさえもわからない。

Acalligraphy

(アラビア語は右から左へ読む。左上は 猫 というアラビア語のナスヒー書体(右)とディーワニー書体(左))
(中央は、ワビ と サビ というナスヒー書体。下はそのディーワニー書体のお手本。)
(右は、私の書 ”ワビ と サビ あなたの上に平和がありますように”と書いたつもり。)

ああ、アラビア語が分かる人、アラビア書道を極めておられる方が見たら、嘆き悲しむか、腹を抱えて笑うであろう・・・願わくは、許されたい。

先生に、アラビア書道の資料などを見せていただいたが、これは大変な芸術である。アラビア書道で動物、鳥、フルーツ、舟・・・・をデザインしている。モスクなどの幾何学模様(アラベスク様式)をご覧になった方も多いと思うが、あの無限に続く幾何学模様の一部を取り出し作品にしたようなイメージだ。

ああ・・・願わくは猫という文字で猫をデザインしてみたいが、どう見てもアラベスクからは遠い、ミミズ文字。
アラビア書道は「クルアーン(コーラン)を正しく読み、美しく書く」という事が原点にある。ムスリムではない人間が、その、崇高な芸術にまで高められたアラビア書道を、「チョチョッとやってみる」というのは失礼かもしれない。しかし、芸術から入ることで、文字、言葉、文化など新しい興味がわくものであろう。

残念ながら、本当に体験で終わってしまったが、機会があれば、極めてみたい芸術の世界の一つである。

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2011年3月 8日 (火)

ヴィトンでお茶を・・・

Ruedece「**君(姉の夫君)にバッグを買ってあげたい」と姉に懇願され、気乗りはしないが、シャンゼリゼ通りのLouis Vuittonに立ち寄った。姉が相談もせずにフランス旅行を決め、義母さんの健康不安もあったから、義兄は当初、旅行を快く思っていなかったらしい(当然だ)。しかし、今後いつ行けるかわからないから、行けるうちに行っておいでと気持ちよく旅行に出してくださった。

すでに買いたい物が決まっていたので、店の1階で告げると、2階へ行けと言われる。2階に行くと、別の場所へ誘導されるので、私と姪は待っていることに。

Vitonしかし、待てど暮らせど姉は戻ってこない。ブランドものに興味がない二人ゆえ、つら~っと周りを見渡した後は、「ここから、あそこまで、全部くださる?」と妄想買い物ごっこをしてみる。それにも飽きると、もう、さっさと店を出たいわけだ。しかし30分以上も姉の姿は見えず、店の隅っこで、意味もなくヴィトンの店員さんと並んで立つ。まったく旅行者の格好の我々だから、とっても居心地が悪い。

「ごめんね~」と品物にしては大きな紙袋を抱え、小走りにもどってくる姉。「も~、免税書類に時間がかかるし、頼んでもいないのにプレゼント用の箱や袋に入れてくれて、お茶まで出してくれて。」  

(# ゚Д゚) !はぁ?優雅にお茶なんか飲んどったんかい! 

やはり、高級店での買い物は、お金はもちろん、時間に余裕のある人がするもの。

「日本じゃ、若い子がブランドもの見せびらかしてるけど、パリの若い人は、ブランドものを身につけてへんな」と呟く姪っ子。何が今の自分に相応しいか分かっているし、ブランドに頼らなくても自信を持って自己表現できるんだよ。そういう人は、ブランドの本当の良さが分かってから、自分の気に入ったものを求め、それを大事に使える大人になるはず。姪っ子にも、そんな大人になって欲しい。

さぁ、次回は、いよいよ「食」に触れますが、グルメではない故、期待なさいますな!

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2011年3月 6日 (日)

パリで猫を・・・(6.猫から学ぶフランス語)

Madelane姉と姪っ子を無事に大阪の家族のもとへ帰すことが、ほぼ私の目的となりつつあったパリ旅行。でも、どうせ行くならと、彼女達の希望買い物ルートに私の希望も加えてもらった。ルーブルからオペラ・ガルニエに向かって大通りを歩いていく途中で、いわゆる「日本人街」があるのだが、私の目的は、その地区のジュンク堂。

そう、買いたいものは「本」である。日本でも入手可能なのだが、高い。旅行の「ついでに」買えるのであれば、それに越したことはないのだ。
ピラミッド通りにあるジュンク堂は、仏訳された日本の本、漫画も置いてある。私の探し物は、漫画コーナーに置いてあるはずだと教えられ、かろうじて1冊を発見!

そう、ほし・よりこ さんの「今日の猫村さん」の仏語版が欲しかったのだ。ああ、これさえ入手できれば私のパリ旅行は完結・・・とさえ思えるほど、この1冊で満足な私。 

(大きく見たい場合はクリックでどうぞ)

Nekomurasan Nekomurasan1 Nekomurasan2

和文の猫村さんは、昭和チックな雰囲気だ。しかしフランス語版になると、フランスのエスプリを感じる(笑)。 ”ネコムライスエッグ”は和文でもナイスなネーミングだが、"miaoumelette"と仏語訳も負けていない。
(参考:miaou 猫の鳴き声 と omelette オムレット を合わせた造語)

Nekomurasan3歴史と風俗学者のご主人と話す場面も、何だかよりアカデミックな感じさえする(もともと猫村さんが「マタタビ戦争」の話をしてるだけなんだけど、それをご主人が真剣に聞いているあたりは、かなり笑える設定ではあるが)。

いろんな場面で、いろんな会話をする猫村さん。仏語の基礎さえ出来ていれば、楽しみながら仏語を学べる。私の場合、オリジナルを何度も読んだので、辞書なしで読めるのも苦痛がない。
しかし、これはやはり日本人が読むものかな、と思ってしまう。一応、所々に注釈があるのだが、やはり相当日本の習慣や文化背景を知っていないと、面白さに気づいてもらえないと思うのだ。

猫村さん、ハングル語版も出ていたのね・・・。猫村さんファンでハングル勉強している人にはオススメ?

残念ながら1冊しかなかったが、4巻まで出ているはず。とりあえず1冊だけでもかなりの仏語量なので、2巻以降は機会があれば入手してみたい。まっ、渡航費を考えると国内で入手か・・・。

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