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2011年11月27日 - 2011年12月3日

2011年12月 3日 (土)

ソウショク系に癒されて(4) 旅を終え。

高野山宿坊体験の最終レポ。

宿坊では、自分の部屋で好きな時間に「写経」ができる。夜、風呂に入って身を清めてから、コタツに入り、ゆっくり般若心経に向き合うと思っていた。
部屋は壁で仕切られた個室だったが、壁が薄いのであろう、隣室の客人(外国の方)の弾丸トークが聞こえてくる。それでも、よっぽどお疲れだったのか、彼らは21時頃には眠りについた気配であった。

しかし高野山の静寂な夜の空気に、隣室の西洋人のイビキは、実によく響く。 
Oh my God!щ(゚Д゚щ)

Koyashakyo

一文字書くたびに、グォーーと合いの手が入る。音を遮断するため、書いた文字を音読しようと試みるも、般若心経をまるで唱えられない私には、ひたすら続く漢字の音読みが辛くなる。読むのをあきらめ書くことに専念するが、自分で字を書くことと、下書きされた他者の字をなぞることは、別次元のような感覚で、漢字が正しく書けているのか自信がなくなる。こうして人生初の写経は1時間半もかけ、ボロボロに終わった。

Koyaokunoin1翌朝、寺に写経を納め、水鉢に氷の張る奥の院弘法大師御廟を再訪。今回の旅行日は、特に意識したわけではないが、20数年前に他界した母の命日でもあった。御廟では、宗旨宗派を問わず故人の燈明供養も受け付けているので、素直に母の供養を願ってきた。長年、命日を過ぎてから思い出し、線香の1本もろくに供えない不出来な娘が、急にこんな事をしたので、母はきっと、「あなたらしくない!」と、居心地の悪さを感じているかもしれないな。

こうして日常から離れて過ごした1泊2日の高野山で、自分自身、とても清清しい気持ちになれた。無宗教の私であるが、見聞きした仏教の教えは心に優しく残り、隅々と清潔にされた環境の中、上膳据膳で過ごさせてくださった、宿坊の”僧職”系の皆様、”草食”系の料理に、心身とも癒されたことは言うまでもない。

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2011年12月 1日 (木)

ソウショク系に癒されて(3) 猫発見!

高野山宿坊体験の続き。

Koyaekomoss標高800mの高野山、11月末の早朝は、そりゃぁ寒い。寺の庭の苔に降りた霜も凍っている。ヒートテック2枚の上にセーター、コートを着込み、朝6時半からの本堂での勤行に続き、他の宿泊者とともに”護摩祈祷”に参加させて頂く。

(護摩祈祷:ご本尊の前で、護摩木を焚き、火で煩悩を浄化し、願いが成就するために祈る密教の秘法)

一人の僧が太鼓に合わせ読経を始め、護摩焚きの壇前では若い導師が、手際よく薪木をくべ、数珠を「何か」で擦ったり、袈裟の中で「何か」印を指で結んだり、「何か」供物などいろんなものを炉に放り込む。密教の知識がゼロであるから、「何か」のオンパレードになってしまうのだが、半ば興味本位で見学させていただいた私でも、立ち上る炎を前にすると、「何か」心洗われる。

Koyagomadaki 

(イラストには描いていないが、護摩壇は縄で囲まれ結界(?)されている)

「ここにご参加の皆様の家内安全もお祈りいたします、どうぞ煙にお当たりください」と、有り難いお言葉。護摩祈祷について事前に学んでおくべきだったと反省しきり。

Koyaneko

余談であるが、この護摩祈祷のお堂の脇は、「猫出現スポット」である。前日、そこで、2匹の猫を発見。よく見ると、ご飯皿が用意され、お食事中。猫にも優しい、高野山であった。

さて、次回は、宿坊体験レポの最終回。

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2011年11月28日 (月)

ソウショク系に癒されて(2) 高野山肝試し?

週末を利用しての高野山・宿坊滞在体験の続き・・・。

初めて高野山を訪れる私は、にわか勉強をするも、情報として活字自体が頭に入らない。しかし、「奥の院」が大切な場所だということだけはインプットされた。
滞在先の「恵光院」さんは、この宿坊だけのナイトツアー企画があり、希望者には、ガイドの資格を持ったお坊さんが、夜の奥の院(20~30万基とも言われる慰霊碑や墓がある参道)を案内してくれるのだ。

き、肝試し? ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

私の旅は、1泊2日で、観光は正味半日の時間しかない。そのため夜の時間も有効に使いたく、肝試しであろうが、奥の院を案内してもらえるならばと申し込む。

Koyanighttour

気温1℃の寒空の下、ツアー参加者約10数名と、ガイドのお坊さん1名で、宿からすぐの奥の院を、空海が今でも瞑想を続けているという御廟まで歩く。
往復2kmの道を、所々にある灯篭と、お坊さんの持つ懐中電灯1本で進んで行く。さぞかしオドロオドロしいかと思いきや、お坊さんの爽やかな、でも心温まるガイドによって、笑いもこぼれ、恐怖など感じない。とにかく奥の院、空海(弘法大師)、真言密教について、お粗末な知識しかなかった私には、とても有益なツアーだった。

ちなみに1つだけ「ゾワッ」っと恐怖を感じた事がある。御廟を見終わった後、「じゃぁ、ここで解散です。あとは観たい所へご自由にどうぞ!」と、お坊さんが爽やかにおっしゃった時だ。 そりゃあ、皆、お坊さんについて寺へ帰りましたとも。

でも、夜の奥の院参拝はオススメである!

Koyaokunoin2

ちなみに上の画像は、翌朝、奥の院を再訪し、参道にある”三途の川”に架かる橋を「渡ってしまった」所から写したもの。ツアーの人たち、橋の前で二の足を踏んでいるのか? 

大丈夫、私、昨晩、渡って無事戻って来られましたから!

明るいうちの奥の院は、老杉に囲まれた静かなパワースポット。比較的新しい企業の慰霊碑が笑いを誘う場所でもある。

宿坊レポは、まだまだ続くよ!

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2011年11月27日 (日)

ソウショク系に癒されて(1)

仕事で体力的にも精神的にも疲労中だというのに、急に思い立って、この土日に女一人旅をしてきた私。なんか、ポーンと日常から抜け出さないと、「やっていけない」気がしたからでもある。
最初は、またゆっくり温泉にでも浸かってこようかと思っていたが、そういえば「宿坊」に泊まったことがないなと思い、方向転換して世界遺産の高野山に決定!名古屋から、大阪の難波まで出て、南海電車、ケーブルカーに乗って約4時間弱の旅だ。
宿坊といえど、初心者はどこを選んだら良いのか分からない。24時間入れる温泉のついた(お値段的にも)旅館のような宿坊もある。しかし今回お世話になった宿坊は「恵光院」さん。いろんな修行体験が宿泊料に含まれ、しかもリーズナブルであり、一人の宿泊もOKだから、もうここを選ばずして、どこを選ぶ?

(画像はクリックで大きく見ることができます)
Koyacablecar Koyaekoingate Koyaekoinroka

Koyaekoinroom1
Koyaekoinroom2 Koyaekoinajikan Koyaekoingoma

玄関を入り、とても気さくな若いお坊さんに案内され、キュッキュッと鴬張り(?)の廊下を渡り2階の部屋へ通されたが、窓からは、お庭の木々と瞑想体験する御堂が見える。一人で宿泊するのは勿体ない!
夕方、青い絨毯が美しいお堂で、真言密教の「阿字観」という瞑想法の基本を教わることに。私の斜め後ろは海外からの年配女性。お坊さんが一人付き、阿字観をはっきりとした英語で説明なさっている!なんとインターナショナルな!日本語の説明より、そちらの方が耳に入り、理解度90%のまま瞑想開始。

静かに呼吸を繰り返し、まさに、羊が一匹・・・羊が2匹状態である・・・。

しかし家に帰ってからでも実践できそうな瞑想方法であった。その後は部屋にて精進料理を頂く。高野山は、もちろん高野豆腐が有名だが、それ以上に胡麻豆腐が特産であるようだ。とても美味しく完食、合掌。

さーて、宿坊では食後にゆっくり、まったりも良いが、恵光院さんは、食後のお楽しみも用意してくださる。
このお楽しみについては、また後日!今日は、もう寝なくては・・・。

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