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2012年11月 7日 (水)

京都でタイムトリップ!

先週、寒くなって来たから近場の温泉にでもと思っていたが、何だか京都に行きたくなり、以前から気になっている処を訪れることにした。

二条城近くの「モーネ工房」さん。「生活を楽しくするもの作り」の”寺子屋”を開いている。その寺子屋文化祭が、ギャラリーのモーネンス・コンピスで開催されていた。
工場の建物の中、案内に従って階段を登って行く。本当にここ?と疑いながらも、錆びた鉄板、スレート屋根の重なる風景を階下に見ると、なんだかアートに見えて、逆に期待が高まる!

Mane3  Mane1

(モーネはスウェーデン語で「月」、モーネンス・コンピス=「月の仲間たち」という意味らしい)

古さ加減が妙に心をくすぐるギャラリーには、寺子屋で学ぶ人たちの「組」ごとに異なる、旅をテーマにした楽しい作品が並んでいた。同じ色形の木綿バッグに、それぞれ違ったスタンプや刺繍が施された作品もあり、「温泉へ行く時に持って行くバッグなんですよ~」と説明してもらった。ああ、温泉を取りやめて京都に来たのに、こんなに温泉気分を楽しめるとは!
旅を通して自分が大事にしているもの、言葉、風景を、こんな風にまとめたら素敵だな、というヒントをたくさんもらった。

ギャラリーを出る時、「絵の教室」に通っていた小学生時分のことを思い出した。教室の美大卒の女先生は、子供に媚びるような態度は取らず、愉快で、優しいけれどイジワルで、ちょっとエッチで、喜怒哀楽をはっきり表す人。これまで自分が接したことのないタイプの先生と教室の皆で日々の出来事を雑談しながら、学校の図画工作の授業では取り上げない、日常に身近なものを自由に描いたり、作ったり。美術的な知識というより、新しい画材や面白い材料を使いながら、自己を表現する方法を教えてもらった気がする。

Enokyousitu

(先生の晩御飯のアジの開きを描いたりすることも・・・)

とにかく楽しかった。楽しい・・・というか、自分をノビノビと無意識に解放できる時間だったというのが正しいのかもしれない。
大人になると、自分を解放するにも要らぬ理由をつけ、型にはまった窮屈な場所を選んでいるような気がする。だから開放しきれず、モヤモヤが貯まっていくのかなぁ。

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