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2014年3月30日 - 2014年4月5日

2014年4月 1日 (火)

おお~妄想族っ!

毎月1日。昨年4月以来、それはある意味緊張の日となる。

ホームでお世話になっている伯母は、小さい時から神宮森域内にある末社に「朔日(ついたち)参り」をしていたという。「大人になってからはしていないはず」と父は言っていたが、ホームで初めて迎えた昨年4月1日、急に昔を思い出してかスイッチが入り、「お参りに行かねばならぬ」と、ホームのスタッフを困らせたのだ。以来「親族が参ってもOK」という許しを得て、伯母が参れない(=誰も親族が訪問できない)時は、誰それが参拝してきたと嘘の報告をしてきた。

1nichimairi

それでも嘘が通らない事もあり、伯母の訪問をできるだけ毎月1日にしている。

2月、インフルエンザに罹り、医者、薬嫌いの伯母は治療を一切拒否し、「自力で直す」と、ホームや先生を困らせた(点滴に薬を入れてもらい切り抜けたが・・・)。3月になり伯母の介護認定が見直され、4→3になったことで、ケアマネさん達とサービスについて話すためホームに行ったが、認知症が進んだようで、以前より作り話も増えて来た。

伯母は、外出時に生ものを買うこともある。ホーム共用の冷蔵庫に入れたがらず、スタッフが入れるよう促しても、居室にあるテーブルセットの椅子(座面を取ると中に物が入れられるスツール)を指し、これが冷蔵庫だから大丈夫と言うらしい。

Drinkegg

うーむ、そう来たか・・・。いや、感心している場合ではない。

生ものを含む食品の溜め込み、消費期限が切れることが多々あり、スタッフにお裾分けしてくださる分には気付けるが、自身が食べて気分が悪くなることもあるようだ・・・。スタッフから「居室に冷蔵庫を買って置いてみては?」と提案あり。どこかに入れ込まれるより、冷蔵庫に詰め込まれた方が、探しやすいか。

足の指間が酷く化膿しており、皮膚科の先生に往診を頼んでいるところらしい。しかし素直に治療に応じる様子がない。「良い薬を持っているから自分で治せる」と言うので、どんな薬なのかと問い詰めると、マイバッグの中から取り出した。

Tapingオロナインかと思いきや、ま、まさかの100均「サージカルテープ」。ドヤ顔でテープを引き出して見せ、これで骨折も治してきたと豪語する。

そんなもの、ジュクジュク膿んでいる患部に貼ったら、ホラーではないか。あるいは指と指を固定し、患部を密閉するという荒業に出るのか。

「でもさ、そのテープは今回は使わず、お医者さんのお薬試してみたら?きちんと治さないと、一緒にお散歩に出かけられないじゃない?」と言ってはみたものの・・・。

Isesakura

神宮の末社近くに満開の桜。小さい頃から毎年見てきたのだろう。足の指間の傷が痛くて外出できず見逃した伯母。やはり認知症が進んだと聞かされると覚悟はしていても、寂しい気分だ。
でも、伯母が幸せな妄想の世界にいるのなら、それでいい。

ああ、今頃、あのサージカルテープを・・・。

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