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2019年6月22日 (土)

舟屋に泊まる2019

(伊根旅行備忘録)

伊根への旅行計画の手始めは、伊根観光協会のページ。そこで舟屋に宿泊できることを知る。翌週に晴れ間が出そうなことを前提に、食事付きの舟屋民宿を探すも、都合がつく日は満室ばかり。

唯一空きがあったのは、舟屋丸ごと1棟貸し一人一泊18000円。

素泊まりのみ・・・。

”いやいや、こういうお金の使い方もあり”と、鼻息荒げ、予約確定をポチる。

(ケチケチ夫婦が)思い切ったのは、「奥伊根温泉 油屋」さんが母体の「舟屋 風雅」。

重要伝統的建造物群保存地区のリノベされた舟屋「風雅」(真ん中)の海側から見たところ。

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陸の狭い道、右側手前が舟屋「風雅」、左側手前に古民家「香雅」。もう一つ近くにレセプションを兼ねる舟屋「雅」(2階に宿泊できる)がある。いずれも基本素泊まりだが、雅、香雅は、もっとお安く泊まれる(泣)。

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アジサイの鉢が置かれたアプローチ。

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吹き抜けの明るい玄関。古民家調。

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廊下を通って目に入る景色。昔は船が格納されていたんだろうか?

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舟屋から見える風景。海に向かって人々の生活がある。

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日本海って、水が綺麗・・・。(↓の画像内にはいないが)稚魚の群れも見えたりする。

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舟屋の湾にせり出した所で足を垂らすと・・・海面に立ってる!?

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舟屋1棟、ものすごく贅沢な空間。自分の別荘だと妄想するも良し。2階のベッドルームの眺望も抜群。対岸の舟屋群が見える。

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せっかくだから舟屋でまったり過ごそうと、お菓子、コーヒー、読んだら処分する予定の雑誌を持って行った。

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時折吹いて波を撫でる風の音、ウミネコの旋回、トンビの鳴き声・・・ただそれだけ、なのが良い。

1階の露天風呂、バッチリ船が見えるということは、、、。

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お湯は奥伊根から運んできたトロトロの温泉水(追い炊き可)。内風呂(普通のお湯)もあるので、露天入浴は、部屋の照明を落とした夜間と、「誰も見てへんやろっ」って開き直って早朝に。

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夕飯無しなので、近くの飲食店へ行かねばならない。

伊根の飲食店は多くない上、夕食となると限られている。候補は1軒はリノベされ海に面したオサレな鮨割烹・カフェ「舟屋日和」。

もう1軒は「18時くらいまでに入らないと、お店閉められるかも」と聞いていたお食事処「兵四楼」。

兵四楼を選択。新鮮なスズキ、トビウオ、イカの刺身定食と、フワフワのサワラの煮魚定食(各1500円)を。魚介出汁だろうか、薄味だがお味噌汁も美味しい。名物のへしこ(糠漬け鯖)の寿司も食べたくて、2貫注文(iPhone忘れ、画像なし)!

冬場の伊根なら、美味しい鰤や蟹が堪能できるのだろうなぁ、と、ちょっと残念だが、美味しい魚料理の夕飯だった。

陽が落ちて、遠くの灯台の明りをボーーっと眺める。

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残念ながら空が曇で覆われてきた。晴れていたら星空も楽しめたが、欲張ってはいけない。

ぼんやり月が見え、舟屋にも明かりが灯る。iPhone撮影の限界・・・。

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早起きして来たので、早々に眠くなり、露天風呂に入って就寝。

翌朝、持参した菓子パンで小腹を満たし8時にチェックアウト。ちなみにチェックイン時に頼めば、朝食(2千円)を出してもらえるし、9時から開店する食堂も1軒あるのだが、ワビが留守番してるから早く帰りたい。

外は弱い雨が降るも、風情のある伊根であった。

途中、8時半から開店している天橋立近くの土産物屋で買い物をし、賤ヶ岳SAで昼食を取り、交代で運転して13時前には帰宅。

伊根でのノンビリした時間のお陰で、旅の後の疲労を感じない。

はぁ、思い切って行って良かった。

よそ者は美しい風景を求めて訪れるが、伊根の舟屋は「人々が生活する場」。以前テレビで見た時にも、地元の方が「豊かな海」「漁業の活気」があって舟屋が守られると言っておられたような。

高齢化や人口減少、漁業離れから舟屋の老朽化、空家が問題となる中、まずは舟屋のリノベなどで地域活性の試みがされているようだ。

リノベされた舟屋は素敵だったが、のっぺりとありふれた観光地と化してしまわぬよう、素晴らしい自然と、その自然と関わりながら暮らす人々のための地域として保存されていくことを切に願う。

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コメント

素敵なところですね。
伊根町。
サヴィねぇさんの記事を読んでちょっと調べてみたのですが、天橋立~伊根町のモデルコースが結構出てきました。
そういえば、天橋立も長くいっていないからかなり変わったのかな?

>よそ者は美しい風景を求めて訪れるが、伊根の舟屋は「人々が生活する場」

確かにそうですよね。
神戸も異人館などの通りが海外向けになり、私が子供の頃の風情がなくなっているように感じます。
元々観光地だったところなのに「のっぺり」って言葉でなんとなく納得しました。
確かにのっぺりになっています。

素敵な旅のレポートありがとうございました。

投稿: ぺん | 2019年6月24日 (月) 23時59分

◆ぺんさん、

今回、実は天橋立は、伊根への往来に車窓から見ただけなんです(ワビを留守番させ、遠くからのアクセスで、時間節約(汗))。股のぞきもしてない・・・!

伊根に限らず、人の流出を何とか食い止めたい地域は全国にたくさんあり、それぞれ大変なんだろうと想像がつきます。
のっぺり=地域の特徴のない「トレンド」だけ押し切っては、居住する人は増えないしね、観光する方も飽きてしまう、と思うのよね。

自然を守ること、人口を増やすこと、仕事を生み出すこと、今後の日本の各地にとっての課題ですね。

投稿: サヴィねぇ | 2019年6月25日 (火) 18時54分

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