カテゴリー「高齢化社会に思ふ」の20件の記事

2017年1月 1日 (日)

べしっ!

あけまして、おめでとうございます。

2017年のスタートは、猫らとユル~く時間を過ごさせて頂いている。

元日の昼頃、ホームの伯母を訪ねた姉から着信あり。

伯母の迷宮に入り、オロオロしながら、キレている姉の様子がそこにあった。

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姉には悪いが、噴飯ものである・・・。年初から、「お疲れさま」。

皆様の1年のスタートが、楽しいものでありますように。

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2016年12月30日 (金)

笑門

例年、ホームにいる伯母が年末年始にソワソワするので、先手を打つため伯母を訪問。

昨年の大晦日の夕方、「しめ縄を買わねば」とホームのスタッフを困らせ、元旦に父と伊勢へ出向いてから、早1年。同じ轍を踏まないために、にぃさんと、早朝に出て伊勢へ。

Simenawa17

伯母はいつも宇治山田駅前の豊受稲荷神社の前で注連縄を買うらしく行ってみた。

ここの境内には(世話されているらしい)黒猫ちゃんがいるんだよー。

伊勢では、ご不幸がなければ年末に注連縄を付け替え、1年中付けておく。注連縄の「橙」は本物だから、1年後には、消炭のようになってる(汗)。新しいものに付け替え完了。

伯母を訪問する前に、新年の準備が進む外宮へ。三ツ石、亀石、地蔵石など、いろんな形の石がある外宮さん。ハート形の石が別宮「風宮」の石垣にあるんだけど、私の記憶がおぼろで「多賀宮」の石垣ばっかり見てて探せなかったわ~。

お、お神酒・・・頂きたい・・・。

Omiki

昼食後の伯母はリビングでうつらうつら・・・。私たちの訪問に気付くと話し始めて止まらない。

伯母には小さい頃から天敵である女性(御年93歳)がいる。「全身整形をして40歳くらいにしかみえない**さんが家の中に入って、物を持っていく」と、妄想話が始まったので、「そうね、**さんが家の中に入らないように注連縄で結界張っといたから大丈夫よ」と冗談っぽく伯母に同調しておいた。

正月は、姉がホームで伯母とお節料理を食べるために訪問してくれる。

どうか、荒れませんように。

笑う門には福来る・・・伯母の新しい年もそうあって欲しい。

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2016年4月 1日 (金)

すんのか~い!

伊勢にいる伯母を定期的に訪問して4年目に突入。今年は伊勢志摩サミットの開催予定があるせいか、近鉄の駅では(やっと)英語表記やアナウンスがされるようになった。

でも、関西の、こんな看板を目にすると、やっぱ、ローカルな伊勢だわ~。

Sunnokai

伯母を訪問する前に、一人で昼食を取ることに。伊勢のソウルフードの一つらしい、「からあげ丼」が美味しいという店へ。「プチ」サイズにしたが、それでもガッツリな量。

Karaagedon

美味しい・・・んだけど、最近、揚げ物と相性の悪い胃にはプチでもヘビーだった。

食後、デイサービスを受けている所で伯母に会った。しばし世間話していると、サービス利用者さんで午後のラジオ体操を始めるとのこと。

気が向く7,8名が立って、あるいは座りながら体操をする準備を始める。伯母は椅子に座りながら何やらモゴモゴ言い、立つのか座っているのか中途半端。

「せっかくだから、皆さんと体操するね」と参加表明する私を見て、立ち上がる伯母。

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その様子を見て「えっ?**さん、今日は体操すんの??」と聞くスタッフさん。

すんのかい?せんのかい?

「ラジオ体操くらい、できます!」

すんのか~い!

伯母は、これまではサービスでのラジオ体操はしていなかったようだ。

あのお馴染みの音楽が流れ始めると、こんなもん簡単よというくらいのノリで動き出す。

Radioe2

もはやラジオ体操ではない・・・と思える程の優雅な舞い姿。

そんな伯母の新たな伝説を心に刻み、伊勢をあとにした。

伊勢の「赤福」では、「朔日餅(ついたちもち)」として毎月1日に季節の餅を販売する。おかげ横丁の赤福本店では明け方から長蛇の列が出来るほどだが、名古屋のデパートで注文しておけば、1日にデパートの店頭で買える。

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4月は桜餅。あいにく花見には出かけていないが、花より団子だね!

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2015年4月 2日 (木)

妄想族

4月1日の昨日、ホームの伯母を訪ねて来た。最近は、従姉、姉に交代してもらっていたので、ちょっとだけ、久々感がある。

介護認定の更新で結果(昨年と同じく介護度3)が出て、介護サービスの計画を関係者と話し合うためでもあった。

昼前に伯母の部屋へ入った途端、ヒソヒソ話。これは良くない話だな・・・と、とりあえず調子を合わせて「なぁに?」と小声で聞く。

どうやら、ある特定の入居者さんが気に入らないらしく、ずっと、その方の素行の悪さの話を繰り返すのだ。いつもお淑やかなお嬢様のような話し方の伯母・・・皆さんにはその印象だろう。でも、時として、言うのである・・・えげつないことを。

Hanngoroshi(ここではお話しできないような過激な妄想内容だったので)ホームのスタッフに「入居者さんに喧嘩を売って、ご迷惑かけていませんか?」と尋ねてみた。

どうやら、嫉妬が契機となり、作り話へ向かうことが多いとのこと。それでも入居者さん達とは表面上、友好的で仲良くしているらしい。まぁ、「あるある」な話か。

作話といえば・・・。

姉が、「伯母さんがさぁ、”*ちゃん(私)が、金品を探すために家中の物をひっくり返してめちゃくちゃにしたのに、片付けもしない。旦那さんも、家の掃除をしてくれないと言って困っていたわ。海外生活が長いと、そうなるのかしらぁ。”って言ってたわ~(爆笑)。」

Kemaruke

そ、そう来たかっ(`;:゙;`(゚ε゚ )ブッ!!)

念のため「私は片付けられない女って、伯母さんにチクった?」とにぃさんに聞いてみた。

「まともに会話したこともないぞ・・。」と、その妄想力に驚く予想外の登場人物。

ちなみに海外”旅行”をしたことはあっても、海外”生活”をしたことがない私。以前、仕事で様々な国・文化の人と接するという話をしたからであろう・・・。

ゴミ屋敷に同行する私や父に「自分が家をこうしたのだ」と、事実を突き付けられたのが気に入らなかったに違いない。

先日、伯母と親しくしていた方が、停めてあった伯母の愛車がなくなっていたと話したようだ。「車はどうなっているの?」と殺気立つ伯母に、「父が・・・危険だからと誰かに預かって頂いているような話をしていたような気がぁ・・・」と歯切れも悪く、内心汗だくになりながら誤魔化した。

ああ、廃車したことバレたら、私は極悪でどうしようもない姪に成り下がるだろうよ。

そんな伯母ではあるが、私にお菓子やら「サメのタレ(干物)」など、たっぷり買ってお土産に持たせてくれた。

なんとも複雑な心境で、猫の毛まるけの家に帰還・・・。

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2015年1月14日 (水)

ミッション・インポッシブル

(肺の炎症も、あともう一息で消えそうです!)

年末に伯母に代って済ます用事があった。また、従兄が、気になっていた伯母宅の冷蔵庫の生ごみを、この寒い季節に処分する、と勇気ある決断をしたこともあり、 一緒に伊勢へ。

伯母が倒れて以来、皆、「恐怖の冷える箱」を開けるのをためらっていたが、年末の休みに、地域の清掃工場に特別ゴミを持ち込める日があったので、これを利用しない手はない。

「こういう作業を一人でやると、絶対、途中で心折れるから」と、私も覚悟を決めて手伝うことに。

(以降途中、想像すると気分を害す場面があるので、十分ご注意を!!)





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(次のイラストは、心の準備が必要かも・・・)





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ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ  冷蔵庫の扉を開けたら・・・地球上最強生物”G”が!

一目散に現場から逃走する私と、「ちょっと待った・・・」と、”暫くお待ちください”モードになる従兄。

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従兄は夏に一度開けたらしいが、こんな動きは目にしなかったと。

「冷蔵庫の中に・・・」と言うが、私の想像では、冷蔵庫の扉や隙間、パッキンなど、温かい部分で、奴らは暖を取っていたのだと思う。

ドラッグストアへ駆け込み、武装強化アイテムと、奴らの動きを止める化学兵器購入。

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午後から予定があったため、作業時間は1時間弱。グズグズしてられない。

まず、ゴミ袋を2重にして複数セット。
従兄が冷蔵庫を開け、Gジェットを噴射し即座に扉を閉める役目を。
長々手袋をした私は、冷蔵庫奥まで手を入れて物をかき出す役目を。

もうね、最初に想像を超えた「動き」を見たから、冷蔵庫の中身がどんなにピィィィーな状況であろうと、淡々と作業よ。

庫内は一度扉を開けたら閉めにくくなる程、食品が詰め込まれていた。一番新しいものでも、約3年は経過したナマモノだ。もちろん、それより前のものが大半で・・・。

卵なんか割れたら掃除も大変と慎重に・・・。

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慣れないゴム手袋で握った瞬間・・・

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シャンパンの栓を開ける時のような音とともに、卵が突然破裂! ゆで卵だったのか、中身は黒く固形化し、ガスが抜けるだけで飛び散らなかったのが不幸中の幸いだ。

G部隊の奇襲に加え、こんなステルス卵爆弾があったとは・・・。

可燃ごみとしてそのまま捨てられない少々の瓶缶類は残ったが、従兄の乗用車で運べる8袋のごみ袋を処分場へ運び、任務完了。

従兄と、やり切った感で帰路についたのだが・・・、その出来事後、一気に体調を崩すわけで。

結局、「恐怖の冷える箱」の電源を切るのも怖く付けたままだが、次、開けるのが余計に怖くなったのは私だけだろうか・・・。

やむなくゴミ屋敷を片付ける機会がある方、どうか、こういうこともあると、心して取り掛かっていただきたい。

という、教訓ネタでした。

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2014年11月 2日 (日)

ご褒美をいただく

にぃさんを御供に、11月1日は伊勢へ。伯母を訪問するためでもあるが、放置されていた伯母の愛車を業者に引き取ってもらうためでもあった。

Jackolantin

(帰りに寄った高速のサービスエリアには、ハロウィーンらしいオブジェ)

雨の早朝、渋滞で到着が遅れるという引取り業者を、にぃさんが現場で待つことにし、私はホームへ。

伯母の部屋を訪ねると、段ボール箱一杯のお菓子が・・・。

「どなたかに食べ物を送ってもらったのかしら?」と尋ねてみた。

「昨日デイサービスの間に届いて、お金を払わなければいけないの・・・」

と、注文票を手にあたふたする。牛乳配達の際、置いていかれたカタログを見て注文したようだ。金額を見ると1万6千円あまり。ホームでの所持金は少なくしているので、伯母には当然支払えない。しかし「お金は持っている」と言う。

御代は立て替えておくことを伯母に何度も説明し、菓子の注文票を置いていく牛乳屋さんには事情を話しておいた。

伯母は昔から、皆にお菓子を配るのが好きな人。ホームでどなたかのご家族が何か持ってきてくださるので、「差入れ合戦」にもなっているようだ。

家族同伴でなければ外出もできないところ、丁度良くカタログ販売紙を目にすれば、昔の感覚で、所持金以上の買い物をしてしまうのも頷ける。

朝からホームの皆さんにもお菓子を配り、本人も前日から食べている様子。ホームの朝食や、昼食を、お腹が一杯で要らないというのは、やはりよろしくない。

車の引き取りを終えたにぃさんが合流。伯母と別れる段になって、お菓子を分けてくださるという。ここは、遠慮せずにお菓子の量を減らしておかないと、またホームの食事を取らないことになる。

Sweetgift

いくつかは小袋に入った菓子だが、袋から直接私達の手にも分けてくださる。

このまま二人とも両手にテンコ盛りの菓子と汗を握った状態で、しばし固まる。

伯母の愛車を内緒で廃車にした私達。それなのに、ご褒美のようにお菓子を一杯もらい、余計に後ろめたい・・・。お菓子のカタログ注文も自制が効かないので止めて欲しいが、これ以上、楽しみを取り上げたくない気持ちもあり、当分、様子見なのである。

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2014年8月16日 (土)

え・・・、そこは無理です。

久々の記事更新・・・。皆さん、お盆をいかがお過ごしだろうか?

さてさて、いつも交代で伯母を訪問してくれている従姉から、お盆中の訪問報告メールを頂いた。相変らずファンタジーな世界へ誘ってくれる伯母の様子がよくわかる。

と・・・こんな一文が・・・。

ホームから外出する際、どこへ行きたいか聞いたら、「いろいろあるけれど・・・海外かな”って。おったまげた。」

Abroad

きっと、ドヤ顔で仰ったであろう・・・。

前回の訪問時、雑談の中で私が「伯母さんは、これまで海外旅行をしたいって思ったことはないの?」なんて聞いたせいかも・・・。

そんな伯母、従姉に「300歳まで生きる」と宣言なさったようだ。だ、誰も御供できませんが、半端なく元気だということがうかがえる。

この夏、何かと考えごとが多く、気持ちの余裕もなかった。無意識のうちに眉間に皺を寄せ、食欲もなく痩せ、鏡をのぞくと「老けた自分」がいた。

いかん、いかん。作り笑いでも良いから、笑わねば!

Savvyfine97

可愛いサヴィ。私の傍らで、いつもゴロンとしている。この夏は食欲があって、少しポッテリした。血液検査にも行っていないが、現状維持してくれているようだ。ありがとうね。

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2014年4月 1日 (火)

おお~妄想族っ!

毎月1日。昨年4月以来、それはある意味緊張の日となる。

ホームでお世話になっている伯母は、小さい時から神宮森域内にある末社に「朔日(ついたち)参り」をしていたという。「大人になってからはしていないはず」と父は言っていたが、ホームで初めて迎えた昨年4月1日、急に昔を思い出してかスイッチが入り、「お参りに行かねばならぬ」と、ホームのスタッフを困らせたのだ。以来「親族が参ってもOK」という許しを得て、伯母が参れない(=誰も親族が訪問できない)時は、誰それが参拝してきたと嘘の報告をしてきた。

1nichimairi

それでも嘘が通らない事もあり、伯母の訪問をできるだけ毎月1日にしている。

2月、インフルエンザに罹り、医者、薬嫌いの伯母は治療を一切拒否し、「自力で直す」と、ホームや先生を困らせた(点滴に薬を入れてもらい切り抜けたが・・・)。3月になり伯母の介護認定が見直され、4→3になったことで、ケアマネさん達とサービスについて話すためホームに行ったが、認知症が進んだようで、以前より作り話も増えて来た。

伯母は、外出時に生ものを買うこともある。ホーム共用の冷蔵庫に入れたがらず、スタッフが入れるよう促しても、居室にあるテーブルセットの椅子(座面を取ると中に物が入れられるスツール)を指し、これが冷蔵庫だから大丈夫と言うらしい。

Drinkegg

うーむ、そう来たか・・・。いや、感心している場合ではない。

生ものを含む食品の溜め込み、消費期限が切れることが多々あり、スタッフにお裾分けしてくださる分には気付けるが、自身が食べて気分が悪くなることもあるようだ・・・。スタッフから「居室に冷蔵庫を買って置いてみては?」と提案あり。どこかに入れ込まれるより、冷蔵庫に詰め込まれた方が、探しやすいか。

足の指間が酷く化膿しており、皮膚科の先生に往診を頼んでいるところらしい。しかし素直に治療に応じる様子がない。「良い薬を持っているから自分で治せる」と言うので、どんな薬なのかと問い詰めると、マイバッグの中から取り出した。

Tapingオロナインかと思いきや、ま、まさかの100均「サージカルテープ」。ドヤ顔でテープを引き出して見せ、これで骨折も治してきたと豪語する。

そんなもの、ジュクジュク膿んでいる患部に貼ったら、ホラーではないか。あるいは指と指を固定し、患部を密閉するという荒業に出るのか。

「でもさ、そのテープは今回は使わず、お医者さんのお薬試してみたら?きちんと治さないと、一緒にお散歩に出かけられないじゃない?」と言ってはみたものの・・・。

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神宮の末社近くに満開の桜。小さい頃から毎年見てきたのだろう。足の指間の傷が痛くて外出できず見逃した伯母。やはり認知症が進んだと聞かされると覚悟はしていても、寂しい気分だ。
でも、伯母が幸せな妄想の世界にいるのなら、それでいい。

ああ、今頃、あのサージカルテープを・・・。

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2014年1月11日 (土)

腰高すぎるパンスト

伯母訪問のため、昨日は今年初の伊勢へ。週末、伯母にとっては1年で最も大切な行事があり、その準備を手伝う約束をしていたのだ。

雪のチラつく寒い日、伯母は朝から大切な行事のことで頭が一杯。持って行く物を揃え終えても、「あれはどうした?これは何?」と気になるようだ。その都度「すべて完璧に準備されているわよ」と見せてみる。ようやく納得した伯母と一緒に、いつも行く商店街へ。

「何か買っておくものはあるかしら?」という私に、

「ストッキングが要りますの。太っちょさんに頂いたのがあるけど、こんな、こーーんなところまであって、とても履けないの。」と首の辺りを指しながら、怪訝そうに説明してくださる。

え? こういう事?? 

Pansuto

新鋭のパンスト芸人かっ!

サイズの大きな腰深タイプのストッキングが、伯母にとっては首のあたりまで来ているような感覚なのだろう。。。 商店街で、ちゃんと腰のあたりで止まるゆったりサイズのストッキングを買っていただいた。

Stickbanana

伯母の大切な行事の準備を問題なく終え、もっと大変であろう行事参加の付き添いは頼れる従姉に託すことに。

せっかく今年初の伊勢だったのに神宮参拝することもなく、頂いた、あの”腐らない高級バナナ”を1本手に、帰路につく私であった。

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2013年12月 3日 (火)

私は8分!

月1、2回ホームに居る伯母の訪問を続けている。戦力外となった父に代わり、姉には遠く忙しいところ2度の協力を得る。

2度目の訪問で「突如憤怒する伯母 VS 屈せず食い掛かる私」を見て、オロオロする姉を室外へ避難させる。廊下を通る人に「ちょっとだけ揉めてますが、大丈夫です」と取り繕ってもらう。

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外で待っていた姉が、「こういう現状を知らず任せっ放しでゴメン」と慰めてくれた。

荒れ様が酷かったのでホームに相談し、伯母の一番の望み「家へ欲しいものを取りに行く」ことを叶えてみることに。実は、この簡単と思われることが、いろんな問題を含むので、今まで避けてきたのだ。

後日、ホームのスタッフ、私、父と(緊急時用の)にぃさんで伯母を囲み、様々な「約束ごと」をじっくり確認してもらう。「ホームに絶対に戻ってくる」という伯母だが、所々追及すると怪しい回答に、話が脱線し続ける。

スタッフ:「身体の安全が一番のことなんさ〜。」
伯母:「大丈夫!皆は3分だけど、私は8分息を止められますの!」
私:「それはすごい能力よね!」(と、ヨイショしてみる)
父、にぃさん: (溜息)

8mins

(って、普通の人でも3分なんて、絶命してないかい?)

「昔からの叔母の自慢ですから」とフォローを入れ、双方で軌道修正しつつ「おやつの時間までにホームへ帰ってくる、鍵は姪御さんが持つ」をスタッフが徹底的に伯母に叩き込んでくださった。 他に介助を待ってる人達がいるところ、ゆっくり丁寧に対応してくださるスタッフには頭が下がる。

昼食後、とにかく連れて行ってみた。裏切り者の男二人は「外の木を切る」とかなんとかで家に上がらず、私は伯母の探し物に付き合う。ゴミ屋敷の惨状に「コレは足の踏み場が…。ちょっと、あーーあ、こんなにひっくり返して!」

伯母が自ら積み上げたゴミ山を認めず「誰がこんな風にした?」と怒る。「どうしてこうなったのかしらね~。でも時間制限があるから、効率良く行きましょう!」と明るく促す。

Nintai

ここでは「忍耐」以外、何も要らない(いや、3分で良いから息を止められる能力は欲しいか…)。とにかく伯母の行動に一切口と手を出さないことにした。 欲しい服や日常品を袋いっぱいに3つ作って持ち帰った。たとえそれらが、全部汚れていよう見て見ぬ振りだが、ホームに「ゴミ部屋」が出来上がるのも時間の問題かもしれない。

あまりの居宅の汚さに思考停止気味の叔母だったが、「あそこを早急に綺麗にせねばなりません。」と早速焦り出した。「虫やら、ホコリやらカビやら、とても無理よ。」 → 「暑さ寒さでの、あの家の温度で、ゴキブリもネズミも皆死でますから大丈夫です。」 と言い、全く油断できない。

今回、伯母は「時間を守ること」には積極的で、問題なくホームへ戻れた。伯母の気分に波があるので、毎回このように行かぬと、あらためて兜の緒を締めたところだが、このところ伯母のことでも凹んでいた私は、肩の力を抜き、すべてを笑いに変える力ができたようだ。これも協力してくださる方々のお陰である。感謝。

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